福島県福島市 内科・循環器内科 ひがしはまクリニック
ひがしはまクリニック
TEL:024-563-1366
院長挨拶
Message
ひがしはまクリニックは、「地域に密着した身近なかかりつけ医療」をコンセプトとしています。高齢社会においては、心不全や心筋梗塞、狭心症、脳卒中など心血管系の疾患が増加していますが、近年では比較的若い患者さんも増えています。
当クリニックは心臓病のフォローアップだけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の原因にも焦点を当て、共に治療していくことを目指しています。風通しの良い環境を提供し、患者さんが安心して受診できるように努めています。さらに、感染症診察室を別途に設け、慢性疾患の方との対応を分けていますので、初診の方も安心して受診できる環境を整えています。
院長 待井 宏文
当院の特徴
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当院は地域のかかりつけ医を目指しています。そのため患者様お一人お一人の病状を細かく把握し、適切な治療に繋げています。
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内科と循環器内科に関わる病気を引き起こす原因とされる生活習慣病の予防と治療に力をいれています。
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生活習慣病に詳しい院長が生活習慣病との向き合い方や治療について役立つ情報をご提供しています。
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内科だけでなく、心臓や血液に関わる循環器内科の病気の予防と治療にも力をいれています。
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成人のための麻疹・風疹・インフルエンザなどの感染症予防接種に対応しています。
生活習慣病とは
生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、生活習慣病に含まれます。生活習慣と関連する病気としては、高血圧・脂質異常症・心筋梗塞・狭心症・高尿酸血症・糖尿病(成人型)・アルコール性肝疾患・がん・歯周病などがあり、多くは自覚症状のないまま進行していきます。
生活習慣病の予防と治療
生活習慣病は、かたよった食事・運動不足・飲酒・喫煙・ストレスなどが原因です。日々の生活を改善することで予防することができます。特にバランスのとれた食事や運動を行うことで肥満をはじめとするリスクを取り除くことができ予防につながります。また、生活習慣病と心臓病は密接に関係しています。生活習慣病を予防することによって、心臓病の予防にもなります。
生活習慣病対策
運動
運動することで罹患リスクを抑えられる生活習慣病として、糖尿病や心疾患、脳血管疾患、がんなどが挙げられます。適度な運動は認知症にも効果があるとされています。
しかし運動することで生活習慣病の罹患リスクを下げられるからといって、若者から高齢者まで一律で同じ運動をすることは難しいでしょう。特に高齢者は、運動することによって逆にケガをしてしまう可能性もあります。
食事
食習慣も生活習慣病対策としては有効です。
高血圧は脳卒中や心臓病につながりやすく、高血圧の予防には塩分の制限が有効とされています。
野菜中心の食生活と出汁の有効利用による減塩を行いましょう。
たばこ
喫煙者は、がんや心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息など、特定の重要な疾病の罹患率や死亡率などが高いです。禁煙をして10年が経過すると、喫煙者に比べて肺がんのリスクが半分に低下し、口腔、咽喉、食道、膀胱、頸部、膵臓がんのリスクも低下する報告もあります。
喫煙は、生活習慣病との因果関係は強いということは知っておきましょう。禁煙することが一番の対策ですが、今までの習慣を変えることが難しい時は禁煙外来などを検討してみても良いでしょう。
飲酒
男性は1日当たり純アルコール10~19g、女性は1日当たり純アルコール9gまでがもっとも死亡率が低く、1日当たりのアルコール 量が増えることで死亡率が上昇するとされています。
通常のアルコール代謝機能を有している日本人の「節度ある適度な飲酒」としては、1日平均純アルコールで約20g程度が目安です。
睡眠
睡眠不足が、肥満、高血圧、循環器疾患、メタボリックシンドロームを発症させる危険性を高めることが指摘されています。
睡眠時無呼吸症候群も生活習慣病の原因としており、いわゆる「いびき」が高血圧、糖尿病、脳卒中、虚血性心疾患などの危険因子であるとされています。いびきは禁煙、節酒をすることで改善に有効です。生活習慣病のリスクを少なくする睡眠時間は7時間前後といわれています。
適度な運動と覚醒のために朝食を大事にする、寝室の環境整備などがうたわれています。眠れないなどの不安があるときは専門家に相談することも大切です。睡眠も生活習慣病に大きくかかわるので、しっかり睡眠時間を確保する工夫を心がけましょう。
薬物療法について
●薬の飲み方と注意事項
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決められた量を決められた時間に服用してください
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内服する薬は、十分量の水または白湯で服用してください
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処方された薬は服用期間中に飲み切ってください
◆守っていただきたい事
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薬を飲み忘れた
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薬を飲んだら具合が悪くなった
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服用後に胃がもたれる、発疹が出たなど
◆こんな時はご連絡ください
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同じ病気の人が良く効いた薬を独断で服用する事は命に係わりますので絶対にやめてください
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水や白湯で飲まず唾液のみで服用する事
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昔貰った薬を服用する事
◆やってはいけない事
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なるべく涼しい所
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湿気のない所
◆薬の保管
服用記録をつけることで病気の状態、薬の効果がはっきりします
◆服用記録
循環器内科
循環器内科では、心臓の病気や大動脈および末梢血管の病気を専門で扱います。
主に狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、心不全などの心臓に関わる疾患や、大動脈、肺動脈、末梢動脈などの血管に関わる疾患が治療の対象となります。胸痛や息切れといった症状を相談する他、心臓病の原因にもなる生活習慣病の診察や治療にも対応します。
感染症予防
麻疹・風疹・インフルエンザなどの感染症の予防接種に対応していますので、お気軽にご相談ください。インフルエンザ予防接種は時期になりましたら院内にてご案内します。
■対応する予防接種
当院で行っている成人の予防接種 は以下のものです。インフルエンザワクチンを除いて小児の予防接種は行っておりません。ここに挙げたものは大人でも受けた方がよいと思われるものです。
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MR麻疹(はしか)・風疹混合ワクチン
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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン
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水痘(水ぼうそう)ワクチン
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日本脳炎ワクチン
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A型肝炎ワクチン
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B型肝炎ワクチン
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インフルエンザワクチン
※ここに挙げた予防接種は予約が必要です。すべて自費になります。
※コロナワクチンは自治体より接種券がある場合のみ対応します。